2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年5月(CBT)
問85 (実技 問25)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年5月(CBT) 問85(実技 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

二木さん(36歳)が、当年中に贈与を受けた財産の価額と贈与者が以下のとおりである場合の二木さんの当年分の贈与税額を計算しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。また、解答に当たっては、解答欄に記載されている単位に従うこと。

・二木さんの父からの贈与:現金500万円
・二木さんの母からの贈与:現金30万円
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  • 32万円
  • 43万円
  • 54万円
  • 65万円

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は贈与税について問われています。

解説は以下のとおりです。

 

贈与税は受贈者ごと計算を行います。

■特例贈与財産・・・贈与を受けた年の1月1日において18歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた財産のこと。

■一般贈与財産・・・特例贈与財産以外のこと。

 

今回の設問では特例贈与財産に該当します。

1、贈与財産を計算します。

 500万円+30万円=530万円

 

2、基礎控除を引きます。

 530万円-110万円=420万円

 

3、特例贈与財産の計算式をもとに計算します。

 420万円×20%-30万円=54万円

 

従って答えは54万となります。

選択肢1. 32万円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢2. 43万円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢3. 54万円

適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢4. 65万円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

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02

贈与税額を求める問題です。

 

選択肢3. 54万円

贈与税は受贈者ごとに計算します。

二木さんが受けた贈与金額の合計は、現金530万円です。

贈与税は110万円の基礎控除があるため、基礎控除後の課税価格は、530万円-110万円=420万円

二木さんは36歳で、18歳以上の者が直系尊属(血の繋がった上の世代の親族:父母・祖父母など)から贈与を受けるため、特例贈与財産として特例税率が適用されます。

贈与税の速算表(イ)に当てはめると、

420万円×20%-30万円=54万円

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