2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年5月(CBT)
問91 (実技 問31)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年5月(CBT) 問91(実技 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

宇野さんは、住宅のリフォーム費用として9年後に400万円を準備したいと考えている。9年間、年利1.0%で複利運用する場合、現在いくらの資金があればよいか、下記の係数早見表を乗算で使用し、計算しなさい。なお、税金は一切考慮しないものとし、解答に当たっては、解答欄に記載されている単位に従うこと。
問題文の画像
  • 3,545,000円
  • 3,656,000円
  • 3,767,000円
  • 3,878,000円

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は6つの係数について問われています。

 

6つの係数は以下の通りです。

■終価係数:今ある金額が、将来いくらになるかを計算する係数

■現価係数:将来の目標を達成するため、今いくら必要かを計算する係数

■年金終価係数:毎年同じ金額を積み立てた場合、将来いくらになるかを計算する係数

■減債基金係数:将来の目標額を達成するため、毎年いくら積み立てるべきかを計算する係数

■年金現価係数:毎年同じ金額ずつ返済する場合、いくら借りることができるか計算する係数

■資本回収係数:借入金を毎年いくら返済するかを計算する係数

 

設問の場合は「9年間、年利1.0%で複利運用する場合、現在いくらの資金があればよいか」を問われていますので現価係数を使用します。

計算式は以下の通りです。

400万円×0.914=3,656,000

従って3,656,000円になります。

選択肢1. 3,545,000円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢2. 3,656,000円

適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢3. 3,767,000円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

選択肢4. 3,878,000円

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

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02

6つの係数を用いて計算する問題です。

終価係数:今ある金額を一定期間複利運用した場合の将来価格を求める際に用いる

現価係数:将来の目標額を達成するのに必要な現在価格を求める際に用いる

減債基金係数:将来の目標額を達成するために毎年必要な積立額を求める際に用いる

資本回収係数:一定金額を一定期間複利運用して毎年受け取る金額を求める際に用いる

年金終価係数:一定金額を毎年複利運用して積み立てた場合の将来価格を求める際に用いる

年金現価係数:一定金額を一定期間に受け取る場合に必要な現在価格を求める際に用いる

選択肢2. 3,656,000円

将来の目標額を達成するのに必要な現在価格を求める際には、現価係数を用います。

係数早見表に当てはめて計算すると、
400万円×0.914=3,656,000円

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