2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年5月(CBT)
問95 (実技 問35)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年5月(CBT) 問95(実技 問35) (訂正依頼・報告はこちら)

湯川さんは、現在居住している自宅の住宅ローン(全期間固定金利、返済期間25年、元利均等返済、ボーナス返済なし)の繰上げ返済を検討している。湯川さんが住宅ローンを120回返済後に、80万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は80万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。
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  • 1年0ヵ月

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は繰り上げ返済について問われています。

期間短縮型は返済期間を短くして支払う利息を短くする方法です。

 

解説は以下の通りです。

1、80万円繰上げした場合の返済額を求めます。

 120回目残高:15,107,049-800,000円=14,307,049円

 

2、14,037,049円までに達する回数が何回目か確認する。

 資料から確認すると132回目が14,365,680円なので131回目まで短縮できていることになります。

 

3、短縮されている回数を計算します。 

 121回~131回なので11か月分となります。

 

(別解説)

繰上げは元金部分に充当されますので元金を合計していき80万円に達するまでが何回分かを考えることもできます。

120回:66,393円+121回:66,559円+・・・・132回:809,781

合計していくと132回で繰上げ返済限度額80万円を超えてしまうので121~131回までの回数が何回か考えると11カ月になることがわかります。

 

従って答えは11カ月分となります。

 

 

選択肢1. 7ヵ月

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

 

選択肢2. 8ヵ月

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

 

選択肢3. 11ヵ月

適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

 

選択肢4. 1年0ヵ月

不適切です。

冒頭の解説をご覧ください。

 

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02

住宅ローンの繰上げ返済により短縮される返済期間を求める問題です。

選択肢3. 11ヵ月

80万円を超えない範囲での最大額で繰上げ返済をした場合、何ヵ月分の元金返済に充てられるかを確認します。

120回返済後に繰上げ返済をする場合なので、121回以降の元金を基に計算します。

121回:66,559円

122回:66,725円(計133,284円)

123回:66,892円(計200,176円)

124回:67,059円(計267,235円)

125回:67,227円(計334,462円)

126回:67,395円(計401,857円)

127回:67,564円(計469,421円)

128回:67,732円(計537,153円)

129回:67,902円(計605,055円)

130回:68,072円(計673,127円)

131回:68,242円(計741,369円)

132回:68,412円(計809,781円)

80万円を超えない範囲の最大額は、121回〜131回の合計額となり、短縮される返済期間は11ヵ月となります。

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