2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2026年5月(CBT)
問62 (資産設計提案業務 問2)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2026年5月(CBT) 問62(資産設計提案業務 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)を遂行する軸として金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下「本原則」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  • 本原則では、金融事業者は特に定義されておらず、顧客本位の業務運営を目指す金融事業者において幅広く採択されることが期待されている。
  • 本原則では、金融事業者は顧客の資産状況、取引経験、知識等を把握し、当該顧客にふさわしい金融商品の販売、推奨等を行うべきとしている。
  • 本原則は、金融庁が原則のみを示し、金融事業者が各々の置かれた状況に応じて自主的に方針の策定に取り組むように促すものである。
  • 本原則を採択する場合、金融事業者が策定した業務運営に関する方針は、一貫して継続する必要があるため、定期的な見直しは不要である。

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この過去問の解説 (2件)

01

フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)についての理解が必要です。

選択肢1. 本原則では、金融事業者は特に定義されておらず、顧客本位の業務運営を目指す金融事業者において幅広く採択されることが期待されている。

回答 〇 正しい

 

金融事業者は特に定義されていおらず、

「顧客本位の業務運営を目指す金融事業者」に幅広く採択されることを期待されています。

 

選択肢2. 本原則では、金融事業者は顧客の資産状況、取引経験、知識等を把握し、当該顧客にふさわしい金融商品の販売、推奨等を行うべきとしている。

回答 〇 正しい

 

顧客の資産状況、取引経験、知識等を把握し、ふさわしい金融商品を販売・推奨等を行うべきとしています。

 

 

 

選択肢3. 本原則は、金融庁が原則のみを示し、金融事業者が各々の置かれた状況に応じて自主的に方針の策定に取り組むように促すものである。

回答 〇 正しい

 

金融庁が原則を示し、各金融事業者が自主的に方針を策定します。

 

 

 

選択肢4. 本原則を採択する場合、金融事業者が策定した業務運営に関する方針は、一貫して継続する必要があるため、定期的な見直しは不要である。

回答 ✖ 間違い

 

定期的に見直すことを求めています。

 

 

 

 

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02

金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」に関する問題は、CBT方式になるまでは出題されたことがありません。
比較的新しいものなので、テキスト掲載もほぼないので、今回で気になる箇所は調べてみましょう。
 

◎「顧客本位の業務運営に関する原則」とは…
本原則は、上記市場ワーキング・グループの提言を踏まえ、金融事業者が顧客本位の業務運営におけるベスト・プラクティスを目指す上で有用と考えられる原則を定めるものである。 (原文まま)

 

つまり金融業者に対して、顧客本位の業務運営をすることを求めたものです。

選択肢1. 本原則では、金融事業者は特に定義されておらず、顧客本位の業務運営を目指す金融事業者において幅広く採択されることが期待されている。

適切

この原則の中では、金融業者というのが定義されていません
顧客本位の業務運営を目指すさまざまな金融業者に幅広く採択されることが良いとされています。

選択肢2. 本原則では、金融事業者は顧客の資産状況、取引経験、知識等を把握し、当該顧客にふさわしい金融商品の販売、推奨等を行うべきとしている。

適切

この原則では、顧客にふさわしいサービスの提供を求めています。
以下は原文です。

 

原則6.金融事業者は、顧客の資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズを把握し、当該顧客にふさわしい金融商品・サービスの組成、販売・推奨等を行うべきである。 

選択肢3. 本原則は、金融庁が原則のみを示し、金融事業者が各々の置かれた状況に応じて自主的に方針の策定に取り組むように促すものである。

適切

この原則においては、金融機関に対してルールを与えるのではなく、それぞれの置かれた状況に応じて自主的に顧客本位の業務運営ができるように原則的なルールを採用しています。
そしてこれらのルールをそれぞれの金融機関が咀嚼して、どのような判断すべきかを判断していくことを促しています。

選択肢4. 本原則を採択する場合、金融事業者が策定した業務運営に関する方針は、一貫して継続する必要があるため、定期的な見直しは不要である。

不適切

この原則は、金融業界を取り巻く環境や状況の変化によって、必要に応じて見直していく必要があるとされています。

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