2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2026年5月(CBT)
問74 (資産設計提案業務 問14)
問題文
小川さんが当年中に支払った保険料等は、下記<資料>のとおりである。下記<資料>に基づく小川さんの当年分の所得税の計算における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。なお、いずれの契約も適正に保険料は支払われており、生命保険料控除の対象となる要件を満たしているものとする。また、控除額が最も大きくなる組み合わせを用いるものとし、扶養親族や配当金など記載のない事項については一切考慮しないものとする。
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問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2026年5月(CBT) 問74(資産設計提案業務 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
小川さんが当年中に支払った保険料等は、下記<資料>のとおりである。下記<資料>に基づく小川さんの当年分の所得税の計算における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。なお、いずれの契約も適正に保険料は支払われており、生命保険料控除の対象となる要件を満たしているものとする。また、控除額が最も大きくなる組み合わせを用いるものとし、扶養親族や配当金など記載のない事項については一切考慮しないものとする。
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90,000円
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114,500円
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117,000円
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120,000円
この過去問の解説 (1件)
01
生命保険料控除額を計算する問題は比較的出題されます。
FP協会ではライフプランニングと資金計画、リスクマネジメントからの計算問題が多い傾向があります。
(もちろん他科目からも出題されます。FP協会は幅広く出題されるのが特徴です。)
これらの計算問題はいくつか過去問を解いて慣れておくことで、パターンが分かります。
しっかり計算問題は慣れて挑めるように準備しておきましょう。
生命保険料控除額の計算式は速算表があるので、注意点をまとめながら、1つ1つ計算していきましょう。
速算表より必要な数字が、契約年と年額の支払保険料だということが分かりましたので、これらを見ていきます。
それにより旧契約の速算表を使うのか、新契約の速算表を使うのかが分かります。
①医療保障保険(団体型)
契約年は2008年とありますが、注1を見てみましょう。
「毎年自動更新する1年契約」とあるので、初契約は2008年ですが毎年自動更新しているので、新契約として計算していかなければなりません。
そして支払保険料は、資料の「年間正味払込保険料」を見て、48,000円であることが分かりました。
では新契約の速算表を使って計算をしていきましょう。
年間の支払保険料が48,000円なので、「40,000万円超80,000円以下」の欄を見て計算します。
48,000円×1/4
+20,000円
=32,000
②介護保障保険
契約が2016年とあるので、新契約の速算表を使います。
そして支払保険料が上記の通り資料で確認すると、60,000円であることが分かります。
では新契約の速算表を使って計算していきます。
速算表の見方は上記と同じです。
60,000円×1/4
+20,000円
=35,000円
③個人年金保険
契約が2005年とあるので、旧契約の速算表を使います。
そして今回の支払保険料ですが、注3に「30,000円は自動振替貸付によって充当された」とあります。
保険は保険料の払込がないと失効しますが、一定の猶予期間を設けています。
そして自動振替貸付とは、保険料の払込が無い状態で猶予期間が経過した際、解約返戻金の範囲内で保険料立て替えをする制度です。
保険会社が被保険者に貸付ていると考えがちですが、これは自分が払い込んだ保険料の解約返戻金から貸付を受けている状態になります。
そのため、自動振替貸付で支払った保険料も、その年の保険料控除の対象になります。
そのため年間の支払い保険料は120,000円で計算をします。
旧契約の速算表より、100,000円以上は上限の50,000が控除額となります。
では①②③の控除額を足します。
32,000円+35,000円
+50,000円
=117,000円
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